牧草を刈り取った後と思われる広い土地に淡い紫色をした小さな花が咲いていて、北海道のラベンダー畑にも似たメルヘンチックな風景が広がっている。

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花の名前など知る由もないが、ひとつひとつの花の形はこんな感じ。
いろんなキーワードを入力して検索してみたが見つけられなかった。
知ってる方、いますか?

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これは昭和27年6月1日発行の中種子町の広報誌「広報なかたね」に紹介されている満足山(みたりやま)集落の日高キミさんの田植え風景。
戦後間もないころの田植えは4月中旬頃から5月上旬頃にかけて行われていたそうで、近年の3月上旬から始まる田植えに比べると1か月以上も遅かったのが分かる。

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昔の田植えは家族、いや親戚総出で行われ、苗を持った皆さんが横一列に並び、張られた縄に沿って手でひとつひとつ植えたのが懐かしい。
そう言えば、自分たちが小学生の頃(昭和40年代)は、田植えの時期になると田植え休みというのがあって、大人に混じり泥まみれになって田植えを手伝ったのも、ずいぶん昔の話。
あれから70年近くが経ち、今では二人も居れば機械であっという間に田植えを終える便利な時代になったが、親戚が集まり、共に汗をかき、一緒にお茶を飲み、煮しめを囲んでちゅーはん(昼飯)を食べ、しまー上がり(打ち上げ)で飲み・・・という、人と人とのつながりの場が少なくなってしまったのはちょっと残念な気もする。

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上の写真に写る田んぼ、覚えていますか?
3月上旬、田植えが終わり、カモから苗を引き抜かれないように大きなカブトムシとタカのカイトを吊るしていた、あの田んぼです。

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田植えの時に3~4本程植えられた苗も順調に分けつが進み、今では10本前後まで増え田んぼ全体が青々となってきた。(写真上)

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ここまで育てばカモ被害の心配も要らない。 
当然、あのカブトムシとタカの姿は無かった。
この田んぼ、稲刈りは7月中旬頃かな。

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今週、南日本新聞に掲載された中種子町立星原小学校5年池邉さん(上)と、西之表市立榕城小学校2年の中村さくさん(下)の投稿記事。

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