昨日は一日中小雨がぱらつく天気となったが、それでも気温は19度くらいまで上がった種子島。

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ちょっと疲れたような格好で堤防の上に立っているのは大型のアオサギ。
アオサギは警戒心の強いサギだが、時々こんな感じでかなり近づいても逃げない奴がいる。

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この(上)アオサギが逃げない理由が何となく分かった。
この地域(浦田漁港)にお住いの方はその理由がすぐに分かると思うのだが、実はこのアオサギが立っているガードレールの向かい側のお宅で、おばさんが漁で獲ってきた魚を選別したり、さばいたりしているのを何度か見たことが有る。
この日はおばさんの姿はなかったが、たぶん、このアオサギ、おばさんからおこぼれをもらったり、捨てられたものをちゃっかり食べているに違いない。 

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あまり見かけない野鳥に出会った。
保護色で同化しているが、上の写真中央にいるのがその鳥。

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名前はトラツグミ。 たぶん。
たぶんと言うのは、このトラツグミによく似た奄美大島のみに生息するオオトラツグミという野鳥がいて、外見ではほとんど区別がつかない。
もしかすれば、奄美大島のみに生息すると言われてきたオオトラツグミが種子島に飛来した可能性も否定はできない。

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トラツグミの大きさはヒヨドリと同じくらいで、日本には留鳥や漂鳥として生息し、本州から四国、九州の低い山から亜高山帯で繁殖するという。
一方、奄美大島にしか生息していないと言われるオオトラツグミは、体長はトラツグミと同じだが羽の色がやや暗色で紋様が不鮮明だそうで、トラツグミとの区別はかなり難しいそうだ。

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だが、オオトラツグミとトラツグミを簡単に区別する方法が二つある。
その一つはさえずりで、トラツグミは「ヒィー、ヒィー」「ヒョー、ヒョー」、一方のオオトラツグミは「キョロン、ツリリ~」と全く違う。
その二つ目は尾羽の数で、トラツグミは14枚、オオトラツグミは12枚だそうだ。

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トラツグミもオオトラツグミも、夜中にさえずったり、夜明け前にさえずることの多い野鳥で、この日はさえずりを聞くことはなかった。
尾羽の数が分かるような写真をと思って何枚もシャッターを切ったが、奴が尾羽を広げてくれることはなかった。

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実はこの個体の他に暗色模様の個体もいたのだが、警戒心が強く100メートルの距離でも山に中に逃げ込んでしまった。
次は鵺(ぬえ)のような「ヒィー、ヒィー」、「ヒョー、ヒョー」のさえずりではなく、「キョロン、ツリリ~」という綺麗なさえずりが聞けるのを期待して日の出前に勝負してみるか!